ニアミー 
毎日している洗顔は、スキンケアの基礎として欠かせないことをご存じでしょうか？
正しい洗顔によって化粧のノリが変わったり、肌の調子が良くなるなど美肌効果が増します。
この記事では洗顔の効果や正しい洗顔法、逆に誤った洗顔法などについて詳しく紹介していきます！
洗顔の効果とは
普段何気なくしている洗顔ですが、実は美容面でもとっても大事！
まずは洗顔によって得られる効果を覚えて意識していきましょう。
アンチエイジング・美白効果
洗顔をすることで、余分な皮脂や古い角質などを落として肌を清潔に保つことができます。
角質は皮膚の表面にある層のことです。
皮膚の下層から新しい角質が古い角質を押し出すことで、皮膚表面が新しい角質へと置き換わりますが、これをターンオーバーといいます。
このサイクルが行われることで、外部刺激から肌を守るバリア機能が正常に保たれるのです。
毎日丁寧に洗顔をすることで肌に古い角質が溜まっていくのを防ぎ、ターンオーバーをサポートしてくれます。
肌の角質が常に新しい状態を保っていることで、アンチエイジングや美白につながるのです。
毛穴ケア
毛穴に詰まった皮脂や古い角質といった肌の汚れは、顔を洗うことで取り除けます。毛穴に汚れが溜まると角栓になり、黒ずみの原因につながります。
毎日顔を洗うことで毛穴を清潔に保ち、黒ずみを防ぎましょう！
▼ニキビ予防
毛穴に角質や皮脂が詰まるとニキビの原因であるアクネ菌が繁殖します。
洗顔は肌の汚れを落として、ニキビを予防するうえでも大切な役割。
▼化粧のノリがよくなる
洗顔が不十分だと、肌に皮脂や汗が落としきれずに残ってしまいます。
その上から化粧をすると残った皮脂などによって化粧が崩れやすくなることも…。
正しい洗顔を行うことで化粧水の吸収も良くなり、化粧のノリもアップ！
肌を傷つけず綺麗になれる正しい洗顔法とは
洗顔の効果を最大限に活かすためにも、正しい方法で顔を洗いましょう。
ポイント1：水の温度はぬるま湯がベスト
顔を洗う水の温度は熱すぎても冷たすぎてもいけません。
体温よりも少しだけ低い35℃前後のぬるま湯で洗顔するのがベストです。
ポイント2：ゴシゴシ洗わない
顔を洗うときに無意識に直接手で触れて、ゴシゴシと擦っていることはありませんか？
肌はとてもデリケートにできており、手が肌に触れることによって摩擦が生まれて色素沈着を起こす可能性があります。
他にも肌が乾燥しやすくなり敏感肌になる一因にもなりかねません。
力を入れずに、泡洗顔で優しく洗いましょう！
正しい洗顔の手順
1．手をよく洗ってから、顔をぬるま湯で濡らす
まずは手を洗い、手の表面についている汚れや菌などを落とします。洗顔料を乾いた顔に付けると摩擦が生じて肌を痛めるので、ぬるま湯で数回顔をすすいで濡らしましょう。
2．洗顔料を泡立てる
濡らした手のひらに洗顔料を取って、空気を入れながらしっかりと泡立てます。泡は手のひらを逆さに向けても落ちない程度の固さがあるのがベストです。
泡立てネットは、もっちりと弾力のある泡を作るのに最適。
3．最初にTゾーンを洗う
泡を肌の上で滑らすようにして、顔を洗っていきます。
まずは、油分の多いTゾーンから洗いましょう。泡で毛穴の汚れを取り出すイメージで、指を優しく動かします。肌に直接指が当たらないように注意しましょう。
4．Uゾーンを洗う
次に、ニキビが出来やすい顎から頬にかけてのUゾーンを洗います。マッサージをするように優しく全体に泡を馴染ませたら、汚れを浮かせるイメージで円を描くように指先をくるくると動かします。
5．デリケートなところは最後に洗う
目元や口まわりなど、皮膚が薄いデリケートな場所は最後に洗います。泡を全体に馴染ませ、泡だけを動かすようにして優しく洗います。特に目の周囲の皮膚は、摩擦によってシワの原因になりやすいので慎重に洗いましょう。
6．首筋や耳の裏側も忘れずに
耳の後ろに汚れが溜まると汗をかいた時の匂いの原因にもなります。耳の中に泡が入らないように注意しながら、裏側をなぞるようにそっと洗いましょう。
また、首の皮も顔とつながっているため、顔と同じように優しく洗いましょう。リンパマッサージをするように、鎖骨からフェイスラインに沿ってなでるように洗います。
7．ぬるま湯で泡を洗い流す
ぬるま湯で丁寧に泡を洗い流します。生え際や顔と首の境目など、洗い残しがないか確認しながら十分に泡を洗い落としましょう。このとき肌を手で直接こすらないように、ぬるま湯をかけるようにして優しく洗い流すのが大事な点です。
8．タオルで優しく水分を取る
清潔なタオルで顔を包み込み、肌を軽く押さえるようにして水分を吸い取ります。摩擦をかけないように注意しましょう。
9．洗顔後は5分以内に保湿を行う
洗顔後は、肌の乾燥を防ぐために5分以内の保湿を心がけましょう。化粧水で肌にたっぷりと水分を補給し、乳液などで肌の水分を閉じ込めます。
それはお肌にNG！間違った洗顔法
間違った方法で顔を洗っていると、肌のトラブルを引き起こす原因になります。
思い当たる行動はないか、下記の内容を確認してみてください。
・冷たい水で顔を洗っている
冷水で顔を洗うと毛穴が引き締められて小さくなる、という説がありますがこれは間違いです。
毛穴が一時的に縮んで目立たなくなるだけで、塞がったわけではありません。
毛穴を無闇に刺激することで、肌の乾燥や赤みの原因になるので注意。
・高い水温で顔を洗っている
熱いお湯で顔を洗うと毛穴が開いて化粧水の浸透が良くなる、というのも間違った説です。水の温度が人肌以上を超えると、肌の保護オイルが失われて乾燥しやすくなります。
・朝は水だけで洗顔している
化粧をしていないから洗顔料はいらないと、水洗顔だけで済ませてはいませんか？
眠っているときも汗や皮脂、付着したホコリなどによって肌は汚れています。肌の汚れを洗い流さずに上から化粧をすると毛穴に汚れが詰まります。
・1日に何回も顔を洗う
洗顔はすればするほど肌がきれいになって良いと思っている人もいますが、過剰な洗顔は肌に必要な分の皮脂や油分まで洗い落とすことになります。朝・夜の1日2回が目安です。
・ピーリングを頻繁にしている
角質を取り除くために、毎日ピーリングをするのもいけません。
新しい角質まで除去してしまう恐れがあるので、週2～3回が限度です。また、肌が敏感になっているときは使用を控えるようにしましょう。
洗顔の際のおすすめグッズ・アイテム
普通に洗顔するのもいいですが、洗顔アイテムを使うことによってもっとお肌が綺麗になっていきます。
ここからは洗顔の際にお肌に効果的なおすすめグッズをいくつかご案内します！
・SUQQU／クレイ ピューリファイング スクラブ（ピーリング)
ピーリングだと肌がピリピリしたり乾燥しやすい肌質の場合は、スクラブがおすすめです。
保湿しながら角質ケアができるので肌に負担がかかりにくい仕様になっています。
植物由来のスクラブ配合で肌に優しく、キメが整って毛穴がきれいになります。
・バルクオム／THE BUBBLE NET (泡作りに)
弾力のある泡を作るなら洗顔ネットにこだわってみましょう。
バルクオムの泡立てネットを使うと、密度の高い泡が出来上がります。大きめのネットなので、泡立ちが早いのも特徴です。
・SHISEIDO／クレンジング マッサージブラシ(洗顔ブラシ)
手で行う洗顔だけでは毛穴汚れが取りきれないという場合は、洗顔ブラシも活用しましょう。
SHISEIDOからリリースされたマッサージブラシは、柔らかい極細毛が毛穴に付着した角質や皮脂などの汚れを優しく取り除きます。
また、毛の間にあるシリコンスティックが肌に程良い刺激を与え、血行を促進します。