夏は日焼け止めだけじゃダメ!日よけグッズで紫外線を防ぎましょう

日焼け対策グッズ

夏になって紫外線が強くなると気になるのが日焼け。
日焼け止めクリームもとても大切ですが、実は日焼け止めクリームだけで紫外線を防ぎきるのは難しいのです。
様々な紫外線対策である日傘などの日よけグッズがありますが、これらを併用して肌に直接紫外線を浴びないこともとっても大切です。
また紫外線予防だけでなく、日よけグッズには暑い季節には嬉しい様々なメリットがあるのです。

今回は、そんな紫外線対策の日よけグッズで夏の紫外線を防ぐ方法をご紹介します。

太陽光が直接肌に当たるデメリット

日焼けのデメリット

日焼け止めクリームを塗って対策万全!と出かけても、太陽光は直接肌にあたっています。
長時間日光を浴びていると肌は徐々に日焼けをし、シミそばかすなど肌の老化がすすんでいきます

紫外線疲労による疲れ

「紫外線疲労」という、紫外線を浴びると体が疲れるという現象が起きます。
これは紫外線を長時間浴びることにより、有害物質から身を守る活性酸素が体内で増えてしまうためです。
活性酸素が体内で増えると、自律神経が乱れ全身疲労へとつながります

体感温度の上昇

太陽光が直接肌に当たらないように工夫をすることで、「紫外線疲労」から身を守る他、体感温度が涼しく感じることもあります。
真夏の晴れた日は直射日光を浴びるのと、日傘などで直射日光を遮るのでは20度近くの体感温度の違いがあるのです
特に日傘は帽子と違い体と傘の間に隙間がありますので、風が通り抜けてより涼しさを感じることができます。
体内に熱がこもりにくくなり熱中症予防にもなります。

日よけアイテムを使うことで快適に過ごせて、更に日焼け止めクリームでは防ぎきれない紫外線までしっかりと防いでくれるのは良いですよね。

おすすめの日よけグッズと選ぶポイント

日除けグッズ

日よけグッズを選ぶ上で大切なのが、色と素材です。
白に近い色は太陽光を反射させ、逆に黒に近い色は太陽光を吸収します。
素材も風通しの良いものを選ぶと更に快適になります。
それを踏まえた上でそれぞれアイテムごとにポイントとなる色と素材を見ていきましょう。

日傘を選ぶ際のポイント

・ UVカット率が100%に近い製品
・ 麻もしくは綿の2重張り製品
・ 表側が淡色・裏側が濃色の製品

日傘は濃色の方が紫外線を防ぐ効果は高いです。
ですが濃色は太陽光を吸収して熱を籠らせてしまうので、かさの外側(表面)は白っぽい色の方が体もより涼しさを感じることができます。

逆に内側が白だと、地面からの反射で照らされた紫外線を人体に反射してしまうことになりますので紫外線予防の面から考えると、内側は黒が良いでしょう。

素材ですがポリエステル製品は濃色と同様熱を吸収しやすい素材です。
熱中症予防の観点から見ると、綿か麻の二重張りが良いでしょう。
内側にUVカット布が張られている商品もあるのでチェックしましょう!

帽子やカーディガンなどのポイント

・ 濃色よりも淡色
・ 綿や麻素材、メッシュ素材など通気性のいいもの
・ ゆとりのあるサイズ感のもの

身に着けるものに関しては、断然淡色のものが涼しく感じるでしょう。
濃色は紫外線予防の面から考えると良いですが、熱を吸収しものすごく暑くなるので熱中症になりやすいのでご注意ください。

素材ですが化学繊維よりもできれば綿や麻素材の方が通気性も良く、汗も吸収してくれるのでオススメです。
特に帽子は布のキャップよりも麦わらやメッシュ素材などを取り入れると頭に熱がこもらずに風も通りやすいのでオススメです。

カーディガンなどはできればゆとりがある方が長時間着ていても涼しさを感じます。
接触冷感素材のものを活用するのも良いでしょう。

オススメの日よけグッズ紹介

日除けグッズの紹介

それでは、夏場にオススメの日よけグッズをいくつかご紹介します。
すこし変わったものを紹介していくので、おもしろそうなものはどんどん試してみてください!

①ネックシェード付き帽子

ネックシェード付きの帽子が夏にはオススメ!
首の後ろのうっかり日焼けも防げるうえに、首の後ろ側は大きい血管が通っているので直接陽を当てないことで体全体が熱くなるのを防ぐことができます

また、最近は3Wayや4Wayになっているものも多く見られます。
季節やお天気に合わせて使うこともできオススメです。
スポーツや自転車に乗る時、ベビーカーを押すときなど両手を使うときは直射日光を頭に当てて日射病や熱中症にならないように帽子を上手に活用しましょう。

②アームカバー

着た瞬間冷やっとする「接触冷感タイプ」がオススメです!
色は黒よりも白の方が涼しくてオススメ。
また、ノースリーブを着る人の「二の腕の上から肩部分がアームカバーから少し出て日焼けしてしまう」というお悩みには、上から着用できる「ボレロタイプのアームカバー」で解決できます

アームカバーも両手が空き、気軽に日よけができます。
室内に入った時にはすぐに外せるのもいいですね。

③ファン付き日傘

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日傘をさしながらハンディファンを持っていると両手がふさがってしまいますよね。
そんな方にオススメなのが、ファン付きの日傘です。
持ち手の部分に電池を入れて動くタイプが多く、ファンが傘の根元内側についているので、上から風が吹いてきて涼しく快適になります。
見た目的にも違和感がなく、手が空くのでとても便利。

④ストール(スカーフ)

夏場にぴったりなのが、見た目は普通のストールで首の後ろ部分に保冷剤を入れられるもの
首の後ろを冷やすことで全身の血液がクールダウンされ、首にストールを巻いていても暑く感じず逆に涼しいと感じることもあります
色は淡色で、素材は薄手のものが良いでしょう。
保冷剤を外せば、室内の冷え対策にも使えるので一つ持っておくといいでしょう。

⑤カーディガン

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着た瞬間に冷やっとする接触冷感のものや風通しのいい淡色のカーディガンがいいでしょう。
着た瞬間体の熱を吸収してくれる素材のカーディガンもあり、ひんやりとして長袖でも逆に涼しいと感じるおしゃれなカーディガンもあります。

⑥紫外線カットサングラス

実は目からの紫外線吸収はとても多く、目の老化以外にも肌の老化の原因にもなります
肌の紫外線カットの他、目からの紫外線も防ぎたいですね。
推奨は90%以上紫外線をカットしてくれるもの。
サングラスタイプもいいですが、濃いサングラスは必要以上に瞳孔が開いてしまうことがありますので、紫外線カットのクリアグラスか薄めのサングラスがオススメです。

おわりに

今回は紫外線対策・熱中症対策の面から見た日よけグッズをご紹介しました。
太陽光は浴びなさすぎも良くないですが、浴びすぎはもっと良くないです。
夏の時期は、朝や夕方など陽の光の弱い時間帯に少しだけ陽を浴びれば十分と言われています。

出かけるときなどは日焼け止めと日よけグッズを上手に併用して、効率の良い紫外線対策をしていきましょう!

この記事を書いた人

zumy

医薬品登録販売者と、生活リズムアドバイザー、健康リズムカウンセラーの資格を持つ。
自身の10キロのダイエット経験から健康の大切さを実感。
食事と運動と睡眠で「心と体の自己免疫」を高める方法を実践中。