夏の在宅は通勤もなく涼しくて快適ですね。
ですが夏の部屋の大敵の蚊が気になるはず。
蚊は洗濯物を外へ干す時や宅配便の受け取りの時など、隙をついていつの間にか部屋の中へ侵入してきています。
今回はそんな家に出てくる蚊の対策方法をご紹介します。
蚊はどこから家に入ってくるの?対策はこれ
蚊はいつのまにか部屋の中にいて私達を悩ませる存在ですよね。
まずは蚊の侵入経路を防ぐのが、蚊に噛まれない第一歩です!
隙間をなくそう!蚊は網戸からも入ってくる
蚊は隙間から家の中へと入ってきます。
しっかり戸締まりしてるのに蚊がいるときは、実は網戸から入ってきていることもあるのです!
ピンと張っている網戸からの侵入はしにくいのですが、劣化によって網戸の網目がまだらになっていたり、建てつけが悪くなってくると網戸とサッシの間に隙間ができることもあります。
少しでも隙間ができると、蚊はその隙間から侵入してきますのでしっかり隙間を埋めるのがいいでしょう。
キレイな網戸でも蚊は体をねじ込んで侵入してくるので、できるだけ目が細かいものにしましょう。
それと意外な落とし穴として「換気扇」があります。
換気扇は扉ではないので見落としがちですが、蚊やコバエなど虫の侵入口としては十分な大きさです。
ずっと回していない換気扇は、換気扇専用の虫よけフィルターを使ってガードすると良いでしょう。
蚊の嫌がるハーブなどの臭いで寄せ付けない
扉の開け閉めの度に蚊が入ってくるチャンスを減らすのであれば、蚊が嫌がる匂いを見えないベールとして使うのもおすすめです。
ハーブを玄関や窓近くに置いておくのも良いですね。
蚊が苦手なハーブは、「レモンバーム」「レモングラス」「バジル」「マリーゴールド」「ラベンダー」「ローズマリー」などです。
特に、オーガニックの虫よけスプレーなどに使われているのが「レモンバーム」の精油です。
庭で地植えできるのが、「レモンバーム」「レモングラス(梅雨~夏場)」「ラベンダー」「ローズマリー」です。
「バジル」はキッチン付近でポット栽培、「マリーゴールド」は鉢植えとしてお庭で育てると良いです。
水たまりをつくらない
庭や玄関近くに「水たまり」や「水のたまった鉢や壺」「側溝」がある場合は要注意です!
雨水が溜まりっぱなしになると「ボウフラ」が発生します。
ボウフラには害はありませんが、大きくなって蚊になると庭や玄関先で大量発生するという厄介なことになります。
ボウフラは、4~9月頃に発生します。
この時期には、水はけが悪く水が溜まりがちな場所はこまめにチェックして水が溜まっていたら捨てるようにしましょう。
蚊を撃退するための最強対策アイテム
では、具体的にどのようなアイテムで蚊を避けたり、駆除することができるのでしょうか?
それぞれタイプごとに紹介していきます。
①玄関や網戸に取り付けて蚊よけになるタイプ
こちらは玄関ノブに下げたり、網戸に取り付けて蚊が苦手な香りを出して、近づくのを防ぐタイプです。
設置するだけの気軽さと、長期間効果が持続するため放置するだけでいいので非常に人気です。
また、網戸に吹き付けるスプレータイプの虫よけもあります。
②蚊取り線香
庭仕事をするときや、外遊びの時、玄関先で作業をするときに近くに置いておくといいのが定番「蚊取り線香」ですよね。
昔からありますが、現在は香り付きのものまで様々です。
電気もいらず持ち運びができるので公園遊びの付きそいや家族でキャンプという時にも持ち運べて便利ですよね。
蚊を寄せ付けない効果が高いため、近づけたくない時に使いましょう。
部屋の中で使用する際はしっかり換気をしましょう。
③電気式殺虫剤
電気式で火事の心配もなく安心なのが電気式殺虫剤。
最近は、同じシリーズで持ち運びのできるコンセントレスのものもあります。
蚊取り線香に比べて殺虫効果が高く、今すぐに蚊から開放されたい時におすすめ。
④スプレー式殺虫剤
ワンプッシュで、お部屋に行き渡り室内の蚊を殺すことができます。
種類によって、空間に効くものや薬剤が壁や天井へ付着してそこへ止まった蚊を殺すタイプなどがあります。
室内に蚊が侵入してきたときに、ワンプッシュすれば良いだけなので楽ですね。
どこにいるかわからないけど、すぐに倒したい時におすすめ!
⑤吊り下げタイプ
お部屋の中や、ベビーカーの脇、バッグなどに吊り下げるタイプもあります。
電池が必要なものもあります。
他にも吊り下げ式の蚊取り線香や、カーテンに吊るタイプ、ハッカの虫よけなどもあります。
⑥光源吸引式捕虫器
あまり聞いたことがないという人も多いかもしれませんが、光源吸引式の蚊取り器もあります。
UV光源吸引と言う近紫外線のLEDライトを使い微熱を発生させ、光媒体で発生する二酸化炭素で蚊をおびき寄せます。
近づくと、強力な扇風機で吸引され風化死滅させるというものです。
蚊が入ったところは取り外しができ、丸洗いできるタイプのものが多いので清掃しやすく清潔に保てます。
薬剤も使用していないため赤ちゃんやペットのいるおうちでも安心して使えるのがメリットです。
また、静音設計のものも多く寝ている間の寝室でも気にならずに使えます。
デザインも様々で、デスクの上に置くタイプもあります。
⑦電撃殺虫機
こちらは、先ほどの吸引式とは異なり近づいてきた蚊を感電死させるもの。
紫外線ライトで誘導し、蚊などの虫が内側の高圧電の部分に触れると感電死します。
死骸は電気下のトレイに収まるものが多く、外して掃除もしやすいです。
こちらも静音で、薬剤を使わず安心安全で省エネ機能が高いものが多いので、ペットや赤ちゃんのいるおうちに好まれています。
また、ランタンの形の吊り下げ式のものや土に差し込めるランプ型のものなど形のものもあり、玄関先やお庭で使用するのも良いですね。
蚊に刺されない工夫と対策を
様々な蚊の対策アイテムをご紹介してきましたが、ご自身が蚊に刺されないようにする工夫も大切です。
蚊が惹きつけられるものは「二酸化炭素」「体温」「汗や足の臭い」「黒色」です。
良くアルコールを飲んだ後の人は蚊に刺されやすいと言われますが、アルコールを飲んだ後の人の臭いや二酸化炭素、いつもより上がった体温に惹きつけられて蚊がやってくるからなのです。
脚をよく刺される人は、足の裏をこまめにアルコールティッシュでふき取るだけで蚊に刺される回数が減るとも言われています。
夏の汗のケアは、蚊に刺されにくい体にもしてくれて一石二鳥ですね。
また、蚊はぼんやりとしか色の判別ができないので、濃い色のもとに寄って来る性質があります。
明るい色や白い洋服を着ると熱中症予防にもなりますしオススメです。
今回は様々な自宅内に蚊が入らない工夫と蚊の対策グッズをご紹介してきました。
蚊が体に集まらない工夫をして、更にご自宅の中にも蚊を入れないように工夫をして快適な夏を過ごしていきましょう。