健康診断で数値が悪かった部分を正常に戻す方法

健康診断対策

健康診断の数値結果の見方と説明はこちらの記事で解説しています。

この記事では健康診断の結果で、数値が悪い部分を基準値に戻すための対策方法を、具体的に紹介していきます。
当サイトで細かいところまで解説した記事をリンクしておくのであわせてお読みください。

BMI値と腹囲が高い場合

メタボリックシンドロームの状態が続くと、生活習慣病のリスクが高まります。

まずは食生活の見直しや、適度な運動を続ける習慣を身に付けましょう。
また専門医による生活改善のアドバイスを行っている場合も多いので、健康診断を受けた病院で相談をするのもお勧めです。

こちらの記事でBMIを正常に戻すための詳しい方法をまとめています!

血圧が高い場合

生活習慣の改善が必須です。
食事内容の見直しはもちろん、特に塩分量と飲酒量を意識して減らすようにしてください。
日々の食生活と簡単な運動をするだけで正常値に戻すことが可能です。

他にも禁煙を始めたり、有酸素運動を行うことで更に効果的に改善が期待できます。

視力を回復する方法

視力が低下した場合は、自宅でできる視力回復トレーニングによって改善が期待できます。
・八の字運動
・遠くを見たり近くをみる運動

またブルーライトや紫外線の影響で、若い人でも老眼になる人が増えています。
パソコンやスマホの明るさを調節したり、ブルーライトと紫外線を両方カットする眼鏡を使用すると目の負担軽減になります。

聴力を回復する方法

聴力の低下は、血流が悪くなっていることも原因として挙げられています。
その場合は、耳を指でマッサージして血流を良くすることで改善が見込めます。
他にも
・音楽を聞く時イヤホンなら音量を控えめにする
・耳かきをしすぎない
・静かな環境を作る
などがあります。

肺活量が低下している場合

肺自体や胸部の変形が原因であれば病院で詳しく検査をしてもらう必要がありますが、他にも原因は考えられます。

肥満体型により肺活量が低下している可能性もありますので、その場合は早急に生活改善の見直しを図りましょう。
喫煙による肺機能の低下も要因として挙げられます。禁煙を始めるなど、日頃の習慣を変える必要があります。

肝臓機能に異常がみられた場合

肥満、アルコールの飲みすぎ、抗生物質その他の薬剤の副作用、肝炎ウィルスの感染などが原因として考えられます。
自己管理のポイントは、不摂生な生活を正して肝臓をいたわる生活を心がけることです。
たんぱく質、ビタミン、ミネラルを意識的に取り、脂肪の多い食べ物は控えめにしましょう。

お酒を飲む場合は、適正飲酒量(日本酒1合、ビール大ビン1本、ウイスキーダブル1杯のいずれか)を超えないように注意してください。

AST(GOT)・ ALT(GPT)・γ-GTPが高い場合

肝機能にかなり負担がかかっている状態ですので、原則として禁酒をするのがおすすめです。
また食べ過ぎにも注意して、朝昼晩の食事量が均等になるようにバランスの取れた食事を心がけましょう。

クレアチニン(Cr)が高い・eGFRが低い場合

腎機能の低下がみられるため病院で検査をすることが前提となりますが、食生活からも改善が期待できます。

たんぱく質・塩分・カリウムを取りすぎないように栄養素を意識して、インスタント食品や外食は控えましょう。
禁煙を始めたり、毎日の飲酒は避けて休肝日を設ける
ようにしてください。

血糖値・HbA1c(NGSP)が高い場合

食生活と運動量を中心に生活改善をしていきましょう。
食べ過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、運動不足、ストレス、肥満を解消することによって改善が見込めます。
血糖値が高い場合は激しい運動は避けて、ウォーキングのように軽い運動を習慣づけるのが良いでしょう。

尿酸値・コレステロール値が高い場合

食生活を改善することがポイントになります。
偏った食事はやめて、野菜や海藻類も意識的に取ってください。
特に痛風の原因となるプリン体の多い食品は控えめにして、加熱できる場合は火を通してから食べるようにしましょう。

また、適性飲酒量を守って飲み過ぎないように注意してください。
お酒はプリン体の少ない焼酎やウイスキーがおすすめです。

赤血球(RBC)・血色素(Hb)値が低い場合

貧血の可能性が高いため、食生活を改善するのがポイントになります。
インスタント食品は控え、バランスの良い食事を心がけましょう。
特にお勧めなのが、たんぱく質・鉄分・葉酸・ビタミンB12・ビタミンCを多く含む食品を取る(レバーなど)ことです。

尿蛋白が陽性の場合

食生活の面では、塩分を控えて薄味の食事を意識してください。
また身体を冷やしたり疲労を溜めることも要因になります。
眠など休息をしっかり取るようにしてください。

おわりに

基本的にどれも生活習慣を意識して、食生活や運動により改善することばかりです。
なので健康診断で良くない数値だった人は、自分の普段の生活を見直して改善していきましょう!

この記事を書いた人

ニアミー