勉強や仕事をしている時は頭を使います。
その作業を長時間続けていると、頭痛が起きたり眠気が襲ってきたりすることってよくありますよね。
頭をスッキリさせたい、集中力を上げたい、そんな状況に効果のあるツボでスッキリしてみませんか?
今回のテーマは勉強や作業に使えるセルフマッサージになります!
勉強・仕事時の頭痛と原因
勉強中の頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛の2種類あります。
一次性頭痛は病気が原因ではない頭痛で二次性頭痛は、病気が原因である頭痛のことです。
勉強中に起こる頭痛はほぼ一次性頭痛といわれています。
そして一次性頭痛は更に2種類に分類されます。
片頭痛
問題がわからない出来ないという精神的ストレスが原因によって起こるのが片頭痛になります。
また夜更かしをする、食事を抜くなどでも起こることがあります。
過度なストレスによってこめかみや後頭部が痛み、嘔吐やめまい等の症状が伴う場合があります。
緊張型頭痛
勉強中の姿勢の悪さや暗い場所での勉強、パソコンの長時間使用、などの身体的な状態が原因によって起こるのが緊張型頭痛になります。
長時間椅子に座ることで眼精疲労や肩こりに連動してなりやすく、片頭痛のように嘔吐やめまいの症状はありませんが毎日長時間椅子に座っていると慢性的なものになってしまいます。
勉強・作業時の疲れた頭痛に効くツボ
片頭痛は頭から痛みが来ているので、頭にあるツボを押していくのが効果的です。
天柱
天柱は頭痛や肩こりを和らげる効果があり、自律神経を整えてくれます。
ここは特にかなりの効果があるので、オススメです。
場所は後頭部の首の真ん中の外側にあります。
両側を親指で下から持ち上げるように押してください。
頷厭(がんえん)
頷厭はめまい、耳鳴り、頭痛に効果があります。
場所は耳の少し上の、こめかみ付近になります。
少し押すだけで痛みがジワ~っと来るので、大体の場所は把握しやすいと思います。
わかりにくければ、押さえた状態で口を動かしてみて下さい。
一緒に動けばそこが頷厭です。
両側を親指で垂直に押すようにしてください。
百会
百会は頭痛、頭皮の血行促進、鼻づまりに効果があります。
場所は頭頂部のちょうど中心になります。
髪の生え際付近なのでわかりやすいかと思います。
上から垂直に押してください。
緊張型頭痛に効くツボ
緊張型頭痛は肩凝りと連動している可能性があるので肩にも効くツボが効果的です。
天柱
先程の片頭痛で紹介した天柱になります。
天柱は両方に効果的なツボなのでこまめに押してみましょう。
合谷
合谷は肩こり、吐き気、めまい、頭痛など色々なところに効果がある万能なツボです。
場所は親指と人差し指の骨の間の窪みにあります。
下から親指で持ち上げるように押してください。
手三里
手三里は肩こりに効果的なツボです。
場所は肘の中心から手首側に向かって、指三本分のところにあります。
腕を掴むように親指で垂直に押してください。
ここを押すことで肩の凝り具合がわかると言われており、押して痛ければ肩が凝っている状態です。
集中力アップに効くツボ
続きまして集中力アップや、頭がスッキリするツボをご紹介します。
攅竹
攅竹は三叉神経の出入り口と呼ばれており脳の血流をよくし、頭の回転が速くなったり、スッキリします。
場所は眉間の少し下にあります。
目安としては両指で眉間を摘まんだ状態で、その指をそのまま上に上げていくと、ジワ~っと痛みが来る部分があるのでそこが攅竹です。
両側を下から持ち上げるように押してください。
陽池
陽池は腕、手の冷えや、自律神経を整える効果があり頭もスッキリします。
場所は手の甲側の小指の骨を辿っていき、手首の付け根付近にあります。
反対側の手でゆっくり押さえてください。
ゆっくりとこするようにしても効果的です。
労宮
労宮は体中や脳の血行を促進させることで、集中力をアップさせる効果があります。
場所は手の平のちょうど中心になります。
反対側の親指でギュッと押すようにしてください。
少衝
少衝は興奮状態を抑えリラックスさせる効果があります。
場所は手の小指の外側先端になります。
反対側の親指でギュッと押さえたり、グリグリするような感じで押してください。
湧泉
湧泉は疲労回復や、冷え性対策、血行促進による集中力アップの効果がある万能のツボです。
場所は足の裏の土踏まずの少し上にあります。
目安としては足の指を曲げた時に窪みが出来るので、その中心になります。
親指で垂直に押してください。
終わりに
以上が勉強や作業に使えるセルフマッサージになります。
ついつい集中してしまい長時間続けてしまいがちですが、気分転換も大事です。
休憩をはさむことで気持ちの切り替えも出来るので、こまめにツボを押しながら頭をリフレッシュし勉強を頑張りましょう!