足のだるさ・疲れの原因を解消するには日頃からの対策が大事!

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今回のテーマは足の役割と疲れについてです!
旅行や、出張等で出掛ける機会があると感じるのが、足の疲れとだるさ。
旅行に行けば色んなところを回り、歩き続けることで夜になる頃には疲れが溜まってしまいがちです。
しっかり足の事を知って疲れを癒やしながら歩くことを堪能しましょう!

筋肉の役割

まずは歩く時の筋肉の役割についてご説明します。
ふくらはぎの筋肉には「腓腹筋」「ヒラメ筋」「足底筋」という3種類の筋肉が存在します

①腓腹筋
腓腹筋はふくらはぎの一番外側にある筋肉で足にかかる全体重を動かす役割を持っています。
かかとを持ち上げたり膝の屈曲する際にも作用されます。

②ヒラメ筋
ヒラメ筋は腓腹筋の奥に位置する筋肉で幅が広く平坦な形をしています。
魚のヒラメに似ているのが名前の由来です。
膝を伸ばした時や曲げた時に、下腿(ヒザから足首までのこと)が前に倒れないように支える役割を持っています。

③足底筋
足底筋は腓腹筋とヒラメ筋の上側にあり、細く小さな筋肉です。
膝を曲げる際にこの2つを助ける役割を持っています。

ふくらはぎは足底面で下腿を支えながら動きます。
「腓腹筋」「ヒラメ筋」「足底筋」の3つは足部をつま先を伸ばす方向に動きます。
足の指先まで行った血液を心臓へ戻す為に一番働くのがふくらはぎとも言われています。
ふくらはぎの筋肉が機能することで全身の血流が良くなり、栄養や酸素が運ばれやすくなります。
心臓の負担も減るので血圧や心臓病の予防にもなりますし、むくみの解消に役に立つでしょう。

足の疲れの原因とは?

次は疲れの原因について説明します。

歩きすぎによる負担

やはり外出した時にはたくさん移動し歩きます。
そうすることで筋肉を酷使している状態になり疲労が発生します。
特に足に合わない靴を履いていると更に負担が掛かってしまいます。

運動不足

足は逆に使わなくても疲れが溜まっていきます。
長時間同じ姿勢で過ごすと筋肉が硬直し筋肉が張ってしまったり、運動不足の場合足の老廃物をうまく排出することが出来ずむくんでしまいます。
男性に比べ女性はデスクワークの仕事が多く常に座ったままの体勢が多く、筋肉の量も男性より少ない傾向にあります。
筋肉の量が少ない為に下半身の老廃物の循環がうまくいかず足がむくみやすいのです。

体の歪み

体の歪みによって普通の歩行や立っている姿勢でも、通常より疲れやすくなってしまうことがあります。
骨盤が歪むことによって足の長さが左右で違ってきます。
そうなってしまうと片方の足に重心が偏ってくるので、足全体の負担にも影響が出てしまいます。

天候

雨の日や台風の日など天気の悪い日に気圧頭痛が起きますが、実は足にも影響が出ます。
気圧が下がると足への圧力が弱くなり、ふくらはぎの血液の循環機能が低下したりします。
そうなることで足もむくみやすくなり疲れを感じてしまうのです。

足の部位毎の症状

足の痛み


ふくらはぎ、足裏など部位別の症状についても説明します

ふくらはぎ

足の中でも特にふくらはぎの疲れ、だるさが気になる場合はふくらはぎの
血行不良が原因です。
長時間立ちっぱなしや座りっぱなしが続いた後はふくらはぎの筋肉が張ってしまい、血流が悪くなります。すると静脈が心臓に血液をうまく送り返せず足に老廃物が溜まってしまい、それがむくみとなります。
激しい運動をした場合も足の筋肉に疲労が溜まって血行不良が起こり、その結果ふくらはぎにだるさ、重さを感じてしまいます。

足裏

足の裏に疲れを感じやすい方は足裏に負担の掛かる靴を長時間履いているか、偏平足になっている可能性があります。
負担の掛かりやすい靴は主に靴底が硬くクッション性の低いパンプス、長靴、ローファー等です。
ヒールの高い靴も足裏から足首が固定されてしまうので血行不良を起こしやすく、足の疲れやむくみに繋がります。
負担の掛かる靴を長時間履いていると足裏にどんどん疲労が溜まっていき、筋肉や皮膚がガチガチになってしまいます。
普段はスニーカーを履いたりして出来るだけ足への負担を減らすといいかもしれません。

偏平足


土踏まずの部分に出来ずアーチが出来ず足裏が平らになって、地面に付いてしまっている足のことです。
原因は運動不足による足の筋力の低下、ヒールの高い靴をずっと履き続けている、などがあると言われています。
土踏まずは歩く時や走る時の衝撃を受け止める役割を持っているのですが、その土踏まずの部分が平らになってしまっている為に、足に掛かる負担が増えて足全体が疲れやすくなったり痛みを感じたりしやすくなります。

終わりに

以上が足についての説明になります。
足は第2の心臓と呼ばれており、全身の健康に関わる部分なのでしっかりケアしていきましょう!

この記事を書いた人

ニアミー