【お風呂】入浴・半身浴のすごい効果!【体調がよくなる習慣】

毎日お仕事を頑張っている方の中には、お風呂に浸からず「忙しいからシャワーで済ましている。」という方も多いのではないでしょうか?
ですが湯船につかるということは「副交感神経」を刺激し、1日頑張った頭と体をリラックスモードにしてくれるのです。

特に「半身浴」は健康の面から見ても、ダイエットの面から見てもオススメ!
今回は普通の入浴より効果が良いとされる、「半身浴」の様々な効果をご紹介していきます!

湯船に入ることのメリット

そもそもですが、お風呂はシャワーで済ませずに湯船に入ることをオススメします。
シャワーだけでなく入浴することで得られる、たくさんのメリットを知っておこう!

①表面だけでなく毛穴の汚れもしっかり落とせる!

毛穴

シャワーだと髪の毛や体の汚れなどの大まかな汚れは落とせますが、実は細かい汚れが落とし切れていない可能性があるんです。
湯船に入ると体が温まり毛穴がゆっくりと開き始めます。
肌の表面の汚れはシャワーでも落ちますが、毛穴の汚れを落とすためには入浴し体を芯から温め、開いた毛穴をケアすることで可能なのです
毛穴汚れは黒ずみや、肌のたるみを引き起こすので要注意!

頭皮においても同じ事が言えます。
身体を温めて頭皮の毛穴を開ききって、リンス等を使うほうが効果的なのです。
薄毛に悩んでる方にもしっかりと毛穴を開かせる為に、入浴することをおすすめします。

②リラックスしてぐっすり眠れるお休みモードへ

リラックス

お風呂は一日の終りの就寝前に入る方も多いハズ。
入浴して温まると、副交感神経にスイッチが入り「ほっ」とリラックスして、スムーズに眠りにつけるようになります。
そして夜お風呂へ入るときはおなかいっぱいの時ではなく、できれば食後1時間以降に入りましょう。
(全身の血行がよくなり、消化器に血液が集まらなくなるため)
寝る1時間前までにお風呂から上がるというのが質の良い睡眠に必要です。
お風呂の温度は38度~40度のぬるい温度にゆったりと浸かるのが〇!


不眠で悩んでる方はぜひ湯船につかりましょう。

③血流やリンパの流れを良くする

血行促進

冬の寒い時期や冷え性の方は、寒さで体が凝り固まりませんか?
暖まるために体を動かすのも億劫な方もいるでしょう。
芯から身体を温めれば血流が良くなり、血行促進・基礎体温もあがります
夏場でもぬるめの湯船に浸かることで冷房で冷えた体を程よく温め「夏バテ」になりにくくなります。

特にリンパ液は筋肉などの運動により全身をめぐっています。
リンパは老廃物を排出する役目をもっていますが、運動をしない環境だと、リンパの流れも悪くなりがちで老廃物も溜まっていきます。
運動が苦手でも老廃物を排出できるのが入浴なんですね。
暖かいお湯に浸かって適切なマッサージをすれば、自然と血流もリンパの流れも良くなります。
美容・アンチエイジングにも入浴は効果的なのです!

全身浴と半身浴はどう違うのか?

次に健康・美容のために半身浴をされている人がいると思いますが、肩まで浸かる「全身浴」、みぞおちまでのお湯で入る「半身浴」とどのような違いがあるのでしょうか?
簡単に言うと半身浴は長く入浴できる事が主なメリットなのです。

全身浴は長時間続けると体力を消耗する

短時間で体を温めたい!という方は、全身浴が効果的!
疲労回復効果も早い傾向があります。
ですが全身浸かることになるので、気づかないうちに全身で「水圧」を受けています
圧がかかるので、肩こりや腰の痛みの緩和には良いのですが、心臓や肺などの内臓には負担がかかってしまいます。

結果として長くつかりすぎると体力の消耗にもつながります
例えば出先の温泉でゆっくり肩まで浸かると、お風呂上りに疲れているという経験をしたことはないでしょうか?
普段自宅では気づきませんが、ゆっくり長く全身浸かるということはそれだけ体力を消耗するということなのです。

半身浴は長時間できるからこそのメリットが

半身浴

半身浴は肩までではなく、みぞおちまでのお湯に浸かる事です。
そのため内臓への水圧負担はかなり減るため長時間使っても、負担がかなり少なくなります。

また下半身、特に脚のむくみには半身浴がとっても効果的
脚のむくみを取るためには、リンパを流す為に血行が良い状態を長い時間キープしないといけません。
だからこそ長時間入浴できる半身浴は好まれやすいんです。
脚痩せや、足のむくみを解消したいという方は、いつもの入浴を半身浴にしてみると良いでしょう。
※冬場は上半身が冷えないように注意!

プラスαでさらに効果的な半身浴を

半身浴中はお風呂の中でスマホや読書などする方も多いと思いますが、せっかくなのでプラスαでもっとリラックスできる方法を試してみませんか?

アロマ

①アロマオイルを使う

アロマオイルを利用すると、いつものお風呂がリラクゼーション空間へと早変わり。
オススメはエッセンシャルオイル(精油)をお風呂の中へ数滴入れる「アロマバス」。
お風呂へ浸かる前にエッセンシャルオイルを垂らして、お風呂のお湯とよくかき混ぜてから入ってください。
湯気と一緒に香りが立ち上りリラックスします。
良質な睡眠を取りたいのであれば、ラベンダーなどが入浴後も落ち着けるのでおすすめです

エッセンシャルオイルは湿気に弱いので取り扱いに注意!
種類によっては肌質に合わないこともあるので、試して合わなければ使わないようにしましょう。

②アロマキャンドルをつける

電気を消した中で、アロマキャンドルをつけておしゃれに入浴できます。
浴室に持ち込むキャンドルは、光を反射して綺麗になるグラス入りのものがオススメ!
トレイに乗せれば持ち運びしやすく安全です。
注意点としてキャンドルをお風呂に持ち込む際は、タオルなど近くに燃えやすいものを置かないようにしましょう。

芯が長くなっていると火が大きくなりやすいので気を付けてください。
目を閉じてリラックス…といきたいところですが、灯している時はなるべく目を離さないようにしましょう。
それさえ気をつければ、いつも以上にゆっくりした時間がすごせますよ。

おわりに

長時間入れなくても「湯船に浸かること」はとっても大切です。
ちなみに入浴後はしっかりと水分補給をしてください。
その際は冷たい飲み物ではなく、胃をびっくりさせない為に常温のお水がベストです。
夏も冬も湯船に浸かって元気に毎日を過ごしていきましょう。

この記事を書いた人

zumy

医薬品登録販売者と、生活リズムアドバイザー、健康リズムカウンセラーの資格を持つ。
自身の10キロのダイエット経験から健康の大切さを実感。
食事と運動と睡眠で「心と体の自己免疫」を高める方法を実践中。