男女で老化の違いはある?アンチエイジングをしっかりしよう

男女

男性と女性では体が凝ったり疲れたりするのは共通ですが、性別でそれぞれ疲れやすい部位が存在します。
一体どこがどう違うのか?
そして、健康的な体を維持するにはどうすればいいのか?

今回のテーマは体の違いと対策になります!

からだの違い

男女

まず男性と女性では筋肉の大きさから違ってきます。
男性の筋肉は女性の筋肉に比べて大きく硬めに出来ています。
どちらにも長所短所があり、以下のような差が出てしまいます。

肩は腕の筋肉を支える場所になりますが、女性は肩回りの筋肉が弱い為に腕の重さを首と肩の筋肉で支える状態になってしまいます。
その結果、肩に負担が掛かってしまい、肩が凝りやすくなってしまうのです。

腰は上半身を支える役割を持っています。
座っている状態では特に腰に負担が掛かっているということになり、
女性の場合は筋肉の柔らかさがクッションになるので、ある程度負担を和らげてくれます。
男性の場合は筋肉が硬いために腰で支える負担が増えてしまい、その結果腰の方が凝りやすくなってしまうのです。

骨盤

一般的には男性より女性の方が体の柔軟性が高いと言われています。
これには骨盤の違いがあるからです。
女性の骨盤は妊娠・出産をする為に横幅が広く、股関節の可動域が大きくなっています。
また男性に比べて可動域が広いので、開脚がしやすい構造になっています。
そして女性ホルモンにはコラーゲンを柔らかくする作用があるので、上記の理由から男性よりも女性の方が柔軟性が高いというわけです。

節目年齢

年齢を重ねる毎に体の状態も変化していきます。
体に変化が起こる年齢を節目年齢と呼びます。
東洋医学の文献「黄帝内経」には男性は8の倍数、女性は7の倍数の年齢で体に変化が訪れると記述されています。
以下は年齢ごとの変化になります。

男性

男

8歳 髪が長くなり、歯が永久歯に生え変わる。
16歳 精通を迎える。
24歳 筋骨がしっかりし、背丈も伸びる。
32歳 筋肉ががっしりとして、肌が豊かでたくましくなる。
40歳 体力や毛髪の成長に衰えが見え始める。
48歳 肉体的に衰え始め、しわや白髪が目立つようになる。
56歳 生殖機能が弱まり、体全体の老化がはじまる
64歳 五臓六腑をはじめ身体的に衰え、歯や髪が抜ける。

女性

7歳 歯が生え変わり、髪が長くなる。
14歳 月経が始まり、子を産めるようになる。
21歳 体が成熟し、背丈も伸びきる。
28歳 筋骨やしっかりし、髪の長さが安定し、身体が盛んになる。
35歳 顔の色艶、髪や頬のハリに衰えが見え始める。
42歳 顔がやつれ、髪に白髪が混じり始める。
49歳 肉体が衰え始め、閉経を迎える。

健康的な体を目指すためには記述の年齢より1個上の年齢の状態を保てるように努力していきましょう!

対策法

アンチエイジング

ではその為には何をすればいいのか?
今回は食生活で改善していけるように以下でご紹介していきます。

しみ・そばかす対策

しみやそばかすが気になる方は肉や魚、卵や豆などの乳製品をしっかりと摂りましょう。
タンパク質をはじめ亜鉛、ミネラル、ビタミンB、ビタミンCが豊富で、新しい細胞を生み出すのに大事な成分です。
またサケやウナギでビタミンA、ブロッコリー、小松菜でビタミンC、レモン、イチゴでビタミンCを取り入れれば、肌の細胞を守ることが出来ます。

抜け毛・ふけ対策

昔から髪の毛には海藻類が良いと言われていますが、残念ながら抜け毛やふけ対策には向いていません。
髪の毛の成分は90%のタンパク質で出来ていると言われています。
なので、タンパク質を摂るのが最も効果的です。
以下はおすすめの食材になっております。

・レバー
レバーには鉄分、亜鉛、ビタミンBなど抜け毛の予防に重要な成分がたくさん入っています。
・納豆
納豆にはタンパク質がたくさん入っています。
また女性ホルモンを助けるイソフラボン、男性ホルモン抑制効果があるので抜け毛対策には欠かせません。
納豆以外にも山芋やオクラなどのネバネバ系は育毛効果があるのでオススメです。
・ミカン
ミカンなどの柑橘系の果物には血管を広げる効果があり、頭皮の血流を良くすることで抜け毛対策になります。

小じわ・ほうれい線対策

小じわ・ほうれい線対策で意識することはごはん・パン・麺類などの炭水化物を単品だけではなく、野菜やきのこ類を一緒に食べることです。
一緒に食べないといけない理由は終末糖化産物(通称AGE)と呼ばれる、タンパク質と糖が加熱された物質で老化を進める原因物質と言われており、炭水化物だけを食べてしまうとAGEが活性化してしまう為です。
合わせて食べることでAGEの促進を防ぐことが出来ます。

終わりに

以上が体の違いになります。
病は気からと言われているように体の外側から改善していけば、おのずと内側も健康的になってくると思います。
意外な所で繋がっているのが体の不思議なところですね。
頑張って体全体を磨き上げていきましょう!

この記事を書いた人

ニアミー