夏は肌が老けやすい? ~おすすめアンチエイジング美容法4選~

夏の紫外線アンチエイジング
 jobwoman  医療のプロ

夏は暑さが厳しく、日差しが強い時期ですので、お肌のために気を遣っている方が多いと思います。アンチエイジングといってもどんなことに気を付ければいいの?と思っている方も多いはず。
今回は、夏におすすめのアンチエイジングについてまとめていきたいと思います。

夏に肌のダメージが増える原因とは?

夏の肌のダメージ

夏は1年間のうちで1番暑い時期ですよね。熱中症や夏バテ予防のためにも涼しい場所で過ごすことや、こまめな水分補給は重要です。
そしてお肌に対しても適切なケアが必要です。
夏は次に挙げる5つのことが原因で肌トラブルが起きやすいと言われています。

① 紫外線による肌のダメージ

肌老化の約7割は何かしら紫外線の肌に対する影響を受けていると言われます。
皮膚の炎症やシミの発生、コラーゲンの減少やエラスチンの破壊などによるハリ・弾力の低下、シワなどの要因となっています。夏は紫外線量が多く、肌に大きなダメージを与えます。
特に、炎天下でのレジャーやマリンスポーツでは多くの紫外線を受けるため、入念に紫外線対策をしましょう。

② 冷房による乾燥と冷え

夏場の冷房による乾燥と冷え。
この季節、室内はどこにいっても冷房が効いていること多く、肌の乾燥が進みます。
また、冷えは万病の元と言いますが、夏でも過度なエアコンにより、血行が滞り体調や肌バランスを崩して、乾燥や肌荒れ、くすみなどの影響が出やすいです

③ 間違った洗顔方法

夏は肌のベタつきが気になって、洗浄力が強い洗顔料でゴシゴシと洗いがちです。皮脂の分泌が多くても、洗浄力が強い洗顔料を使ったり、ゴシゴシ洗ったりしてはいけません。
肌のうるおいをキープしている皮脂まで洗い流してしまいます。
間違った洗顔方法により、肌を自ら保湿する角層が傷ついて、カサつきや粉ふきなどが起こりやすくなるでしょう

④ 汗を放置する

たくさん汗をかくと肌のバランスが崩れ、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
汗をかきすぎると汗腺が詰まってしまい、炎症も起こりやすくなる可能性もあります。

⑤ 乾燥

夏は、気温が高いことで汗をかきやすい季節です。汗と一緒に肌のうるおい成分も流出するため、日常的に汗をかくことが多い方は肌が乾燥しやすくなります
肌の水分と油分のバランスが崩れることで、かゆみや赤みなどの肌トラブルのリスクが上がるため、入念な保湿ケアが必要です。

夏の肌へのトラブル対策

夏の肌のトラブル対策

夏に起きやすい肌トラブルを予防するために、日頃からどのようなことに気を付ければいいのかとその方法についてです。

夏の紫外線対策

紫外線対策は1年中を通して行うのが基本です。
夏は紫外線量のピークで、シミ・ソバカスや顔のたるみ、しわ、ほうれい線の原因となるリスクが最大になる季節なのです。紫外線は、朝から降り注いでいるので、朝のスキンケアに日焼け止めを塗ることを習慣にしましょう。また、帽子やサングラス、日傘にアームカバーなどのアイテムを上手に使用するのもひとつの方法です。

冷え対策

夏は暑いからシャワーで済ませる方も多いはず。
しかし必ず湯舟につかるようし、身体の芯まで温めるようにしましょう。
シャワーだけで済ませてしまう日が多いほど、冷え性をさらに悪化させてしまいます。
夏の時期は、38~39度の少しぬるめに設定したお湯をはり、さらに発汗作用がある入浴剤を加えると冷え性に効果的です
また、適度な運動やストレッチを行うこともおすすめで、ウォーキングやサイクリングといった有酸素運動は、基礎体温の向上や血行促進にもつながり、1日30分程でも有酸素運動を行うよう心掛けましょう。

汗、皮脂によるべたつき対策

汗は、優しく押さえて拭くようにしましょう。
そして、拭いたら日焼け止めを優しくトントンと塗りなおしましょう。
外出先では、日焼け止めスプレーを活用するのもおすすめです。
汗を優しく押さえるため、汗拭きシートをバッグに入れて持ち歩くのもおすすめです。

乾燥対策

夏の乾燥肌を予防するために、洗いすぎは避けましょう。
汗や、皮脂の汚れが気になりますが、からだを洗うのは1日1回で十分です。
その際、ナイロンタオルでのゴシゴシ洗浄するのもNGです。からだを拭く際は、できればコットンのタオルで優しく水分を吸い取るように拭きましょう。夏でも乾燥肌予防には、ボディクリームや乳液で保湿をしてあげましょう。肘、膝、かかとなどは乾燥しやすいので特に注意してケアしてください。

夏に必須のアンチエイジングとは

夏のアンチエイジング

高保湿化粧水で乾燥肌対策

夏は、テクスチャー自体はサッパリ系を使ってもよいですが、保湿力の高い化粧水を使いましょう。保湿成分としては、プロテオグリカン、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲンなどが含まれているものを選ぶようにしましょう。

化粧下地やファンデーションでもUVカット

よりしっかりと紫外線をカットしたいときは、化粧下地やファンデーションを使いましょう。
最近では、多くの種類のUV化粧下地も登場しているので、肌状態や肌質に合わせて上手に選びましょう。

また、紫外線を跳ね返す効果のあるパウダーファンデーションの使用がおすすめです。
ファンデーションは、紫外線散乱剤を含んでいることが多いので、夏でも短時間の外出ならファンデーションだけで紫外線予防をすることもできます。
なお、こまめな塗り直しも効果的です。メイクが崩れてきたと思ったら塗り直し、紫外線カット効果を持続させましょう。
夏場なら、3時間に1回くらいは塗り直しをすることが目安となります。

美白化粧品による夏の紫外線対策

紫外線によるシミがあると見た目が10歳も老けるといわれています。
美白化粧水などで美白を行う女性もたくさんいます。
美白化粧品は医薬部外品(薬用化粧品)ですが、できたしまったシミやソバカスを消すものではなく、あくまで予防美容のためのものです。
また、美白成分にはハイドロキノン、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、アルブチンなどがありますが、ハイドロキノンには刺激性もあり、化粧品かぶれ(接触皮膚炎)のリスクもあります。
そのため、夏の紫外線対策は、美白をメインにするのではなく、紫外線カットをメインにすることをおすすめします

美白サプリメントでも夏の紫外線対策

夏の紫外線対策として美白サプリを飲む方法もあります。
飲む日傘といわれるニュートロックスサンやL-システイン、ビタミンC誘導体が入った美白サプリが人気です。
L-システインは、グルタチオンの成分の1つでアミノ酸の一種です。
肌のターンオーバーを正常化し、メラニンの排出をサポートします。
また、酸化をおさえる成分です

しかし、美白サプリを飲めば、日焼け止めやほかの紫外線対策が不要なわけではありません。
こちらもやはりメインではなく、補助的な役割として考えましょう。

この記事を書いた人

jobwoman

医療職10年目・結婚4年目のアラサーです。現在は夫と2人暮らしで、将来も健康で幸せに暮らせるように副業や投資にも挑戦中!!5年間病院で勤務したあと、訪問看護ステーションへ転職。職業柄、食事やファスティング、筋トレ、アンチエイジングに取り組んでいるので、実体験も交えながら健康に関する記事を書いています。